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ネガティブ・ケイパビリティ
答えの出ない事態に耐える力
精神科医である帚木蓬生さんの本に
書かれています
(本の紹介はこちら)
日々、もくもくと、答えの出ない、時間がかかることにトライしてるよなあ
しんどいなあと思うことも多々あるので心の整理も兼ねて読みました
ネガティブ・ケイパビリティとは
1700年代のイギリス人であるキーツが
弟へ宛てた手紙で一度だけ使った言葉なのですが、
時を経て注目された考えかたです
真の才能は個性を持たないで存在し
性急な到達を求めず
不確実さと懐疑とともに存在する
ネガティブ・ケイパビリティの反対語は、ポジティブ・ケイパビリティ
昨今、もてはやされているスピードや成果の出し方かも知れません
でも、それは表層だけの問題解決にしかならないかも
人は誰しも解決したい、なんとかしたいという思いを持っているそうです
でも、それに潰されることも
変えられないものや矛盾もあるから
だからこそ、耐えうる力も必要
解決不能なものを尊び注視し興味を持って味わう
ネガティブ・ケイパビリティ
共感
寛容
寄り添う
そういった、しなやかさを手に入れたい
ネガティブなほうが、いいことも多い