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死神の精度と死神の浮力
伊坂幸太郎のミステリー小説
死神の精度は映画化もされました
定期的に読んでます
どちらも主役は
生粋の雨男(雨死神か?)である千葉
死神は地名が名字らしく
青山や秋田、香川も出てきます
ずっと死神のため
古い時代を知っていたり
言葉をそのまま受け取り
繋がらない話をしたりと
コミカルな場面が多い
7日間対象者を観察して
可(死を迎える)と見送り(生き続ける)を
決める その係
ただ、死ぬという事実のみを追い
ミュージック以外は興味がないため
いい意味で覚めているような
そんな死神
死神の精度では短編が6つ
死神の浮力は長編
どれも対象者であるもう一人の主人公と
それに関わる人が出てくる
コールセンターから歌手
ヤクザ
雪の中の殺人事件現場
恋する若者
東北への逃走
死神をよく見た散髪屋の老女
そして、
娘を殺された犯人に復讐する小説家
この7つの話がちょいちょい
絡み合う場面もあります
死神の精度では千葉目線ですが
死神の浮力はもう一人の主人公である
小説家の山野辺目線で語られる
場面が多々あります
気楽に読むなら死神の精度を
腰をすえて読むなら死神の浮力がいい
個人的には
短編の死神の精度と死神対老女が好き
映画にもその2つがメインに使われてます
2003年と2013年なので
だいぶ前の小説ですがいい本です
千葉のように
事実のみに向き合える奴にあこがれる
映画の金城武も良かった
藤木一恵役の小西真奈美も