要求開発アライアンスで「クラウド時代のシステムのあり方」を学ぶ

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要求開発アライアンスの2018年9月定例会である「クラウド時代のシステムのあり方」に参加しました

SIerの癖というか一度作るとなにもかも固定、変えるときはインフラのみだったとしても思った以上に費用がかかる

相手にツッコまれたら答えられずナンセンスと感じていることがあってアプリとインフラの分離とパラレルでパージョンアップできる方法あるのでは?と考えて参加

案内概要は

クラウドが進化することによって世の中が変化してきた経緯、クラウドを意識したシステム構成、アプリ構成、DevOpsが今までとどう変わるのかとクラウド自体の非機能要件のとりまとめ方について

です


講演概要
デジタルトランスフォーメーション
クラウドはシステム基盤として優秀
非機能要件の終焉?


要求開発アライアンス 9月定例会議 from Atsushi Takayasu

DXとその背景
ソフトウェアが世界を食いつくす
資産を使ってビジネスを回していたものが、資産をプラットフォーム化(API化)したピジネスモデルに変わってきている
プラットフォームは協業できる
プラットフォーム化できないものは他に依頼する流れ

競争力につながる
それを使って他の人がシステムを作ってくれる
IoT機器からクラウドに情報を貯めることで細かな情報が取れるようになった
製品をデジタルな世界でも情報を取れるようにした
情報の取り扱いが変わってきた 多岐にわたる入力情報 いろんなことがわかる 参照も多岐

クラウドにおけるシステム基盤

PaaS以上がクラウドのうまみ
コンテナプラットフォームが進化 k8s
FaaS ファンクションアズアサービス
クラウドの中は相互作用している
APIに共通の処理を統一的に行う必要も生まれた AZUREが進んでる

クラウド時代の分析基盤
データレイクという考え方が増えた
今は使えないけど貯めておく
データ変換サービス AIを使った場合もある
オンプレだと必要なデータしか入れない時代だった それが変わる

ガバナンスを考えると全面導入がよい

クラウドにおけるシステム構成
コストの適正化
接続性の向上
→インフラの制約がなくなった
データ更新量が爆発的に増加 アーキテクチャも変化 赤黒型に
書き込みと読み取りのデータストアを分ける
結果整合性を採用 ACIDの整合性は担保しない

クラウド時代のアプリケーション構成
マイクロサービスアーキテクチャ
組織を決めればアーキテクチャは決まる
分割するメリットとして
単純化、影響範囲と知識の極致化など
トランザクションの増加やモジュールの増加の問題もある

クラウドを意識したDevOps
最初は必ずカルチャー、組織論
自動化を先にすると最初しか自動化されない
工数削減は結果論 価値観が先
故障を前提にした設計が重要
システムリリースの変化
リリースプロセスの自動化

非機能要件という言葉がなくなるのでは?
クラウドの構成で確定した方がいいのではという仮説

技術とビジネス


自分の想定していた内容は具体的すぎたかも
まずはトレンドを知った
メリット・デメリットを理解
現実とどのようにしなやかに合わせるかかなあ

感想追記
結果整合性を採用は目から鱗がとれた感じだった
過去・今・未来を理解している(理解しようとする)ことが大事なのかな
集中と分散を繰り返すように
通信技術の進歩・変化のように
ハードに準じたソフトから、ソフトに合わせたハードを作り込むように
バージョン管理が、VSSからSVN、GITに変わったように
クラウドの考え方の良さを適合できる場所もたくさんあるはず
当然、今の考え方のほうが優れているものもある。その見極めかな
知らないから今のやり方をやるというのが、一番しんどい


夏の下灘駅

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