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神楽坂の入り口、神楽小路にある
ラーメン屋の黒兵衛
2020年5月1日に地球事情のため
一旦店を閉めたところ・・・
そのまま閉店されました
黒兵衛閉店 ショックでかいわ pic.twitter.com/ap9CSodtO9
— 門屋浩文@redmineエバンジェリストの会主宰 (@MadoWindahead) July 2, 2020
人生史上一番通った店が黒兵衛でした
最初は大学3年のときかな?
まだ消費税3%
550円だったはず
ここで、げんこつ(豚のバラ肉)にハマった
最初は醤油ラーメン、途中から塩ラーメンにして
塩げんこつ(シゲ)を注文
99%これを頼んだと思います
Webの掲示板にも書き込みをしたり
店主さんとも会計時に雑談したり
社会人になってからは、
疲れていて一人になりたいときに行くことが多く
いい意味で放置してくれていたのもよかった
元カレでとりあえげられたときは嬉しかったなあ
胃がん手術から復帰して食べたこととか
銭湯(熱海湯)とセットで行ったりしてました
ここ数年は
チェーン系や廉価版ラーメン屋に押されて
大丈夫かなあって心配してましたが
息子さんが継ぐと判断し
勝手に、ずっとある店だと思っていました
でも、甘かった
閉店理由を
ホームページより引用しました
理由 1
圧倒的なボリュウム、国産を中心にした良い材料を使う、手間暇を惜しまずに真剣に取り組む、これらを信条に努力してまいりました。会計士からも原価率が高すぎると何度も注意されましたし、数年前から営業時間を伸ばして頑張ってきました。
しかしこれらの努力もむなしく、ここ数年経営状態は良くなく私財も投入してきました。
リピーターが増えない以上、これからの経営は難しいと判断いたしました。
ですからコロナが閉店の直接の原因ではありません。
理由 2
昨年、黒兵衛の土地と建物を所有していた大家さんが亡くなり相続が発生いたしました。
最初はこの場所を購入し再利用しようと思いましたが、建物の老朽化が激しくこれ以上の資本投下は難しいと判断して手放す事になりました。
理由 3
長きにわたる休業で、冷凍庫、冷蔵庫、製氷機、給湯器、エアコン、茹で麺機を含むガス器具等、再起動に耐えうる物が何ひとつも見当たりません。私と同じく良くもまあここまで頑張ってくれたなと感謝しております。
30年前、何処にも修行せずに開いたこの店に、後の両腕となる人物(スープ前の職人、村山)が現れ、アイディアは私、この道25年の彼が量産化を考え、4種の味と複数のトッピン具を自由に組合すことができるらーめんが誕生いたしました。
時代は移り変わり、味噌汁を飲む人も少なく、店前の交通量も激減、若い年代が増えて主要客層の40代以上の人々が極端に減りました。トッピン具方式が好評だった頃とは違い倹約や自炊も増えて懐事情が厳しくなってきたこともあるのでしょう。数十年もかけて増えていった常連さんの会社がほとんどこの神楽坂を去り、リピーターが増えない状態がここ数年続いておりました。
四面楚歌とはこのような状況を言うのだと思います。相当な私財を投入してきましたので閉店できて正直言って安堵しているのが現在の心境です。
残念な事ですが店の生命線であり職人の村山を手放した事で黒兵衛の再開は100%不可能になりました。今になって多くのお客様と心置きなく別れを惜しめなかったのが残念でなりません。
色々とネガティブな事を書き連ねましたが、最後に今、私は息子と一緒に次の新しいステップを考え実行に移しております。その時が来たらこの場を借りて皆様に報告いたします。
ホームページは閉鎖されており
現在は確認できませんが
店長さんのFacebookには
同様の内容が記載されています
閉店は残念だけど、物には必ず終わりがある
25年も味わえたことを幸せに思おう
きっとそう— 門屋浩文@redmineエバンジェリストの会主宰 (@MadoWindahead) July 2, 2020
店主さんは別のラーメンの開発に
着手しているようでしたが
年齢と後継の兼ね合いで
再開は断念されたようです
偶然の再会をほのかに期待しています
在りし日の黒兵衛はこちらを
2020年4月25日に行ってて良かったよ