勝てば勝つほど嫌われた監督 落合博満の話

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落合博満 稀代の三冠王
オリオンズ、ドラゴンズ、ジャイアンツ
ファイターズを経て引退
中日監督を8年 常にAクラス
1年の間をあけてGM
この本は監督時代の8年間の話
関係者12人をスポットにあててる

私が心に残った内容をいくつか紹介

定点観測
常に自分のためにやれ
機密情報は漏らすな
約束は守れ
好き嫌いは持ち込まない
当たり前のことを言ったら非難される
嫌われてもいいと思ってる理由と裏付け
建前と結果論は大嫌い
正しいとか正しくない以上の判断
言えばわかる段階がある
正力松太郎賞と稲尾監督の訃報
シンプルになる
前田智徳と土肥健二

山本昌、井端、立浪、岩瀬のような花形より
岡本や川崎、小林、井手など
渋いところにスポットが当たっています

井端のサードゴロの件は書かれておらず
山井から岩瀬へは岡本の章にあります
チームをそして個人の意識を
徹底して変え続けたきた
勝たないと意味がないと考えて続けても
日本シリーズを勝利したのは
山井の交代があった時のみ

「和して勝つ」はアマチュアで
「勝って和す」がプロ
なのだけど
まだまだ前者のマネジメントが多い
いまは狭間なのかも

そして両方をできる方がいい時代が
すぐそばに来ている

落合でさえチーム外の部分で
勝ったけど和するまで行かなかった
負けてバンザイ事件があったし

落合はもう監督はやらないのだろう
その意志を考え続け自分なりに解釈した人が
自分事として実践し
マネジメントの狭間で揺れる姿を
目の当たりにしたい
そのときは俺も悩むんだろうけど

選手・コーチと距離をとり駒として使っていた戦術
本心は「嫌われても使わざるを得ない選手になれよ」だった
本人の経験からの痛いほどわかるし
そういう人が一人でも育ってほしかったのだろう

誰もがこの先も不安に揺れることもある
それでも一人この歳月の意味を
考え続ければいい

と締めくくられています

そして、この本は
稀代の博識に満ちた人に向き合い続けた
一人の記者の成長の記録でもある

私は落合のやり方、好きですよ

押上のいちりきやで鴨南蛮そば

千川のつけ麺道たけしにて

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