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redmineエバンジェリストの会をやっていますが、
すべてがうまくいくなら活動やってません・・・
うまくいってないことたくさんあります
せっかくなので、その事例を記憶ベースでまとめてみます
目次
切り口
環境・設定・ルール・利用方法・活用と
5つで分けてみます
評価は〇△×
総評や今後の展望も書いてみます
1.環境
オンプレ、クラウド
利用人数などを環境としてみる
〇AWSに環境を構築
結構ぜいたくな環境で使っています
〇Redmineは会社で1つ
チケット数は80万近く
登録ユーザは2000超
プロジェクト数は、、、
情報共有ツールなので1つであるべし
一元化重要
2.設定
Redmineの設定はどうなっているか
トラッカー、ワークフロー、カスタムフィールドなど
〇組織統一設定
統一されてない使い方が想像できないです
△プラグインはなるだけ入れない
安定している理由かもしれないが
これは良し悪し
WikiExtensionsはあるけど
VeiwCustomizePluginくらいは欲しい
×カスタムフィールドは立ち上げ時のまま
QMSの項目に準拠してつくっています
最初立ち上げるときは致し方ないけど
そのあと、見直されていない
せめて、開始条件とか完了条件は
チケットに必須にしたいけど・・・うーん
必須項目増やすと利用のハードルあがる
見直しをおすすめします
△組織単位でのプロジェクトの階層化
大規模組織で使う時の例になりえる
上位PJの権限を引き継げるけど
Redmineはプロジェクト単位の権限付与なので
複雑になる予感
実態としては、部署はみないで
プロジェクト自体を見ているなあ
3.ルール
所属組織の利用方法のルール
制度的なものもあるかな
セキュリティの考え方もここ
△ワーク№ごとにプロジェクト作成
組織別のプロジェクトに
ワーク№(原価集計用コード)単位で
プロジェクトを作る
PC1台のセットアップから、
500機能を超えるのスクラッチ案件まで
さまざまあるので・・・
すこし魑魅魍魎かも
ゾンビチケットの原因になる
×管理者がルールを作成
管理者側の目線のみで作ってもうまくいかなかった
大まかだったし、作成後のフォローもなかったし
似たような経験をされている人もいるかも
利用者と管理者とをうまくつなぐ、
協力がないと厳しい
Redmineは組織のマネジメント状態を映し出す鑑なので
◎協力会社と利用
製造を依頼する協力会社と一緒に使う
これは効果ありです
△ユーザと利用
ユーザとも利用できるようにしていますが
お互いのリテラシー
(システム利用とプロジェクトマネジメント)の
差によってうまくいく・行かないが顕著にでる
4.利用方法
Redmine自体の利用方法です
×自由に使うことができる
ルールは作ったものの、大まかだったので
利用方法は自由でした
つまり、、、使わなくても大きな問題はない
扱い品目が固定されている場合は
このやり方はお薦めしません
〇WBSのテンプレートを準備
パッケージソフト導入であれば
この方法はお薦めです
ただ、チケットの完了条件であるとか
開始日・期日の指定方法、進捗率の考え方など
一歩踏み込んだガイドラインを明確に
チケットの説明にかくとかwiki化しないと
ゾンビチケットが現れます
◎PMOが教育で回る
正直、導入レベルは30%と思っていますが
2年かけてやった効果はありました
まず、教育した人が覚えます
そして、Redmineの相談先はどこかという
利用者とのつながりができます
WBSの作成・進捗管理とPDCAをテーマで実施しました
〇プロジェクトの状況把握に利用する
Redmineがある場合と、ない場合では
雲泥の差で効率が違う
感覚ですが10倍くらいで時間差がでる
そして存在しないものはチェックが甘くなり
気が付いた時にはトラブルが・・・
でも、使い続けないとダメなのです
Redmineに状況が浮き上がるような
そんな仕組みを目指しています
※いつできるだろうか・・・
5.活用
Redmineとその周辺の活用方法
△Salesforce、Slackとのすみわけ
イメージは頭の中にあるのですが
正直うまくいってません
ストックとフロー
残管理と現時点情報把握
この人はこれをメインに見てるがあるので
権力がある人に寄せられる感じ
〇Googleとの連携
これは楽です
ガイドラインや説明資料を
スプレッドシートやスライドを作ってリンクする
これだけでいい
Wikiは文字情報なので
画像系の資料があったほうがいい
といいつつ、
このせいで、方眼紙管理がはびこっている
マネジメントの次元についてはどこかで
記事にします
Windowsファイルとの連携は
あまりおすすめできないなあ・・・
まとめ
僕たちの失敗といいつつ、
成功例や
前途多難だけど、改善可能のほうが多かったな
気が付くたびに、書き足しますね
この記事は、下記記事における発表用のネタの一部です