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「日本企業はなぜ強み捨てるのか」
岩尾俊兵さんの本
アジャイル経営カンファレンスの
開催メンバーを友人がやっていて
その流れで勧められた本
私は社会人歴25年を超えるので
いわゆる日本のノウハウの抽象化が
逆輸入されつつあるのは知っている
持っていた疑問
日本でQC7つ道具やQCサークルとかできたの
プロジェクトマネジメント技法は生まれていないのか
加工貿易が得意なはずなのに
経営ノウハウが生まれない
うまく加工できないのは何故か
現場第一主義の弊害がどこにあったのか
を知りたいと以前から思っていた
本を読んで
ヒトよりカネではダメ
アジャイルはもともと日本発
当たり前すぎるのと時間がかかりすぎるので論文化されなかったカイゼン
価値創造の民主化
価値創造は無限
カイゼンから大きなイノベーションへ
イノベーション自体のマネジメント
組織での対応
情報とお金の滞留
各コンセプトの内容は本に任せるとして
シミュレーションで問題解決の連鎖のパターンがわかってくることが興味深い
感想など
悲観しすぎる必要はない
でも改善すべきことはたくさんある
閉塞感の打破はお互いの悩みを認め伝え合い
折り合いをつけて諦めないこと
生産性の高さに
世界中から注目されていた時期もあったし
100年以上続く会社の50%は日本にあると聞く
それを活用しない手はないのです
加えて
あとがきに
お世話になっている
匠メソッドの萩本さんの名前もあった
匠メソッドは設計論として扱われることが多いけど
楽しさや嬉しさを心に問うリーダーシップ論であり
閉塞感を解毒する一つの方法だと思っている
SE4BSの関係者の名前もあった
関係する人たちにふれあい
考え方を学び実践することで
私も逆襲に加担しようと思っている