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予防型PMOやってます
redmineエバンジェリストの会1号やってます
普段、Redmineを使ってプロジェクトモニタリングしているので、その方法をまとめてみました
目次
はじめに
自分のやってることで、みんなが便利になることないかなあ
って考えたときに、ノウハウの提供がある
自分が普通でも他の人には目から鱗のこともある
未来の自分に伝えることもできる
先日、こう考えた
redmineを使ったプロジェクトモニタリングのやり方 手順や考え方をまとめたら需要あるかな?
いや自分のやり方を定期的にブラッシュアップするためにも需要あるな 俺のために
近々まとめよう— 門屋浩文@redmineエバンジェリストの会主宰 (@MadoWindahead) April 25, 2020
早速実施
全体像の把握
Redmineを見る前にプロジェクトの全体像を把握する
システムの目的、要件、大日程スケジュール
プロジェクト体制、機能一覧 など
これらを頭に入れた上でRedmineを見る
Redmineでモニタリング
活動
どのくらいの頻度で更新されているか
新規と完了の比率はどのくらいか
利用メンバーはどのくらいいるか
チケット一覧
親子チケットを多数使う管理方法が主です
カスタムクエリ「親チケット別整列」を利用する
(ソート順に親チケット・昇順を追加したもの)
全体像とチケットの設定具合を比較する
何割程度チケット化されているか
次のトラッカーごとの確認において
必要に応じてカスタムクエリを作る
トラッカーごとの確認
「WBS」
チケットの粒度について
大日程レベル・作業まで落とし込まれているか
開始日・期日の登録具合はどの程度か
週あたりの完了数を算出し
進捗に問題がないかを把握できればベスト
「課題・障害」
動きがあるチケットは実施者に任せる
動きがないチケットは問題ないか確認する
動きがありすぎるチケットは話がずれていないかを確認
課題の傾向を確認するときは全件を確認する
類似課題、一部機能に偏っている
などの癖を見つけて
今後の作業において予防できないか考える
収束時期を読むときは、残を確認する
発生数・完了数を日別に追えれば良いが
定点チェックのほうが多い
(週ごとのチェックなど)
作成日や更新日からも判断する
チケットの注記の確認
更新回数が多いチケットについては
注記から話がずれてないか、混乱していないかを確認する
概要とWiki
Redmine外の情報をまとめる(リンクする)
前述の全体像資料・
テスト計画書・テスト項目(別紙が多い)
関連資料の保存先、必要に応じてファイル直接にリンクをはる
状況把握できるカスタムクエリを作って、
リンクする(URL直接)
カスタムクエリーについては
カスタムクエリーを使って状況を見やすく斬るを参照してください
プラスアルファ
基本は、事実および予定の確認までなので
事実の裏付けと予定通りいけそうかは、
Redmine以外の情報も仕入れられるようにする必要がある
メンバーへのヒアリング以外にも、
Googleドライブ、ファイルサーバ、チャットツールなど情報源を準備・整理しておく
プロジェクトの実態とRedmineとが合致しているのが理想だが行ったり来たりしながら、同期をとっていく
(自分主体でないPJがほとんどで命令できないので)
まとめ
Redmineはツールなので
そのツール内にどの程度情報が入っているか
入っている情報の正確さがどうかの把握が大事
そのためには、Redmine以外の情報も大切になる
両面からのチェックが必要と考えている
役に立てば嬉しいです