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毎年楽しみにしているプロジェクトマネジメントDAY
今回も参加です
AIとの共存、変革の時代を生き抜くPMとは?がテーマ
生成AIへの注目が急速に高まっている
複雑さの向上に加えてリソースの減少もある
内容は
コンピテンシー・AI・リスク・品質・PMO・アジャイル
目次
変革は加速する 〜生き抜く個人のコンピテンシーとは
神庭さん
みんなが笑顔と自信をもって進められるようになれるように
進み始めたデジタル 進まないトランスフォーメーション
合理化が大半 新しい方への投資が進んでいない
DX認定制度あり
要は何をしたいのか
・ITシステムとビジネスを一体的に捉えた戦略
・新しいビジネスの創出
・既存システムが足を引っ張らないように
・組織横断的に取り組むことが重要
→ つまり出来ていない
事業戦略、経営計画と対応することが必要
単一PJでは難しい
グローバル展開企業のサプライチェーンはズタズタ
どう守る?どう攻める?
あたらしいアプローチへの切り替えは不可避
背後にあるのは
自動車業界は100年に1度の大激動期
DXどうするなんて言ってられるほど暇じゃない
製造業はマトリックス組織が一般的
縦割りBUと製品
クロスしたところにPJが発生する
縦と横が重なると・・・
PMが自分のものだけを見ていたらバッティングしているとうまくいかない
プロジェクト単体では解決できないことがたくさん発生する
もう一段階上で俯瞰しないといけない
市場、顧客志向と効率化の違い
分子のみ・分母のみしか見ないではダメ
ベクトルを合わせる必要あり
DXは市場、顧客志向
DXでは、総論賛成・各論反対が普通
PMの力量もあるが、PJを切り出す側の責任もある
我流ではダメ
適切な実績あるマネジメントフレームワークの適用と実践できる人材が鍵
階層を上がって現在上にいる人よりも
いまPJを色々やってる人を上に上げたほうがいいのでは?
戦略的ビジョン・プログラム・プログラムライフサイクル・プログラム提供
1つのプログラムの中にはたくさんのPJに展開されるものがある
プログラム定義・ベネフィット提供・終結の枠組み(フレームワーク)を作らないとうまく行かない
プロジェクトが変わるのではなく、まず上位にあるプログラムが変わるのだ
企業の戦略が変わる必要がある
→競争の仕方が変わっている
→変わらないものは淘汰される
3.一人ひとりが変われるかに尽きる
中期経営計画をちゃんと見る
どうやってこれを実現するのか
1プロジェクトでは実現できない
構造を整理する努力が必要
価値の追求は
検討の中心はより上流へ、成果の追求はより下流へ
上流を検討する人の知恵が大事だが、規模は小さい
小さいチームで議論する
やることが決まっていて全員が一丸となってという仕事ではない
戦略は状況にあわせて変わっていく
アプローチを変えて良いチームである必要がある
「良いチーム」とは?
少人数でも多様なスキル
異なる価値観・異なる経験・同じ方向感のある情熱を持った人を集める
お互いをリスペクト
リーダーのひながたは無い。全人格が晒せれる
自分なりのスタイルで無理なく進めた方がいい
やったことがないことの鉄則
はよやれ、はよ失敗せい、はよ振り返るを何度も繰り返す
君臨型のリーダーシップはもう無理
責任感・敬意・公平・誠実が最低限
→個人の態度能力
連携を構築する力が必要
課題に挑戦する力
プロアクティブにやるとキャラが出る
自己への気づきと実行できる適応力
行動する=自分の外部に対して能動的に何かを行うこと
行動は観察可能なもの
行動のレベルをどうやって整えていくか
RADAFモデル
Reflection→Awareness→ Desire→ Action/Behaveor→ Feedback
参照可能な枠組みはPMCDFramework
(プロジェクトマネージャーコンピテンシー開発フレームワーク)
他人からは振る舞いしか見えないが
その前に腹落ちさせること・自問自答が必要
なぜやるかを考える必要がある
作業だけかんがえても期待に答えられない
感情は理論より強い
直感と経験を大切にすること
使命・責任にたどり着くための訓練が必要
訓練できることである
コンピテンシーは役割をうまく果たす能力のこと
誰かを説得しようとする前に
まず自分自身にWHYを問うこと
4.技術の発展は止まらない
高度なデジタル技術の採用はまだまだ続く
若い専門家が必要
活躍の場とチャンスを用意してスキル向上の機会を作る
ソフトスキルの習得は難しい
生き残るためのコンピテンシーとは
問う力が鍵になる
個人の意識や態度に大きく依存する
課題認識を持った人が能力拡大していく 生成AIなど
これまでも人間能力を遥かに超える道具を使ってきた
これからもやれるはず
自分の問題に砕いて考える
変えられるのは未来と自分だけ
ChatGPTの基本を理解しプロジェクトに活用しよう
梅田さん
2018/6/11 GPT-1のソース公開
2023/3/15 性能向上 GPT-4
スケーリングの法則
大規模言語モデルは連想ゲームの達人
AlphaGoとの比較
AI同士でやりとりできたら更に爆発的に飛躍するのでは
プロジェクトマネジメントに関することで
タスクの自動整理、進捗の管理、質問回答、サポートドキュメントの作成、リスク管理、リソース管理、スケジュール管理、コミュニケーションサポート、学習と教育あたりに使えるのではないか
(仕事しながら聞いてたので記録適当です)
デジタル時代、利害の対立を超えリスクマネジメントを成功にみちびく方法
中谷さん
リスクオンの状態でPMは立ち向かう必要がある
問題の根源に立ち向かう
コストを掛けてでもリスク管理が必要か
関係者に快くリスクをあげてもらうために
リスクの態度を理解して環境を整備する必要がある
デジタル時代において組織は変化している
オペレーション主体とデジタル主体
どちらも大事なので、あえて混ぜない
リスクは目標と不確実性の相互作業から発生する
目的から逆算して適切な目標を設定する
適切な目標は誰がどう見ても明確になっている必要がある
リスク事象を起こすのをやめようと合意し
優先順位を決める活動
成熟度によって実施する範囲を決める
リスクマネジメントの導入の話
定期的に議論する、不確実性を飼いならす
リスクマネジメントは全員で実施する
リスクマネジメントをする必要があるか関係者含めて合意する
→達成したい目標に近づく可能性が高まる
説明責任を果たせる
リスクマネジメントには費用がかかる
リスクにどう向き合うか考慮する
全てのリスクは取り除けない
分類してリスクをマネジメントする
人材
個人のリスク態度を理解する
全体を俯瞰する
リスクを快く上げてもらえるようにしていこう
品質マネジメント戦略の立て方
石原さん
上流工程のツケが下流工程に来る 後半に問題がでてくる
それをどうやって対応するか・防ぐには
品質をケアすると結果としてコスト納期を守れる
QMOと品質ストーリー(どちらも造語)
基本に則ったほうが確実
上流工程からの品質ストーリーと仮説検証
PJ背景・リスクを分析、可視化する
上手くいく仮説を計画する
計画した仮説を検証・改善する
品質管理の思想は「予防」
何ができればOKかの発想
手戻りのリスクを減らそう
一歩ずつ積み重ねるのが結果として早い
(仕事しながら音声のみのため気になった内容のみ)
効果が見えるPMO業務の導入方法とは
高橋さん
品質管理担当兼PMOをやられていてPMO歴10年
異動が転機だったとのこと
プロジェクトは長いほど、大きいほど失敗する
2030年までに新たに2500万人の
プロジェクトの専門家が必要と言われている
PMOは管理実行型からスタートする企業が多い
PMOで補うこと
ラインマネージャは他の業務で多忙
プロジェクトマネージャは主観的報告になりがち
→PMOは全体を俯瞰し危機優先度を考慮
所属組織では、PMOはプロジェクト外においている
トラブル予防にむけての好循環を作り出す
PMOからの質問で気づきがある人が多い
プロジェクトマネジメント教育を毎年やって評価をもらっている
プロジェクト管理の課題
標準化と啓蒙をプロジェクト管理ツールの利用で補完
統一性の無い管理をツールで一元化
プロジェクトを横断、縦断でチェックするPMOにはツールが必須
PMOができてから
模索、OBPM、専任化、2名へ、チーム化ノウハウを提供
PMOが向いてる人
ルーチンワークができる
世間話が好き
視野が広い
責任感・使命感がどちらかというと強め
週次のチェックが基本で大事
資料を作って満足しない
部門内外の組織長・管理職と連携する
繰り返し繰り返し何度も伝えるのがとても重要
PMOだってプロジェクトを持っている
しっかり管理をする
働き方を進化させるアジャイル型プロジェクトマネジメント
中谷さん
(音声を聞いたのみのため割愛)
感想など
神庭さんの話はいつも楽しい・嬉しい
源流にあるのは自分の人生は自分で決めようだと思う
PMBOK界隈でもチームの話になるのは納得
自分をさらすしかない それが最初だ
RADAFモデルは知ってよかった
自分に問い続けるはこれからもやり続けよう
リスク態度について
PMBOKにかかれていたのでいつも気になっているが、
あげやすい状況・環境を作るそこからだな
品質については、
W字を考慮した計画をたてるべきと思っているが
そう出来ない体制が多いのだろう
PMOの話に期待していたが、思ったより優しかった
でも、あの話に至るまでの苦労はたくさんあったと推測
SIerの中でPMOに異動は転職と同じなのかも